伊丹市昆虫館

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昆陽池公園調査をおこないました【2024年3月28日】

2024.03.31

9:45~12:00 調査員5名

暖かくなり、動き出した早春の虫がたくさん観察できました。
大阪市立自然史博物館の藤江隼平さんがコマユバチの調査にいらっしゃいました。昆陽池公園の寄生蜂をたくさん採集されていました。
藤江さんが捕虫網に自らが入って虫を捕るスタイルには驚きました。

〇観察されたいきもの

<チョウ目>モンシロチョウ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、ホシミスジ(幼虫)、ミノウスバ(幼虫)、アサギマダラ(幼虫)

<コウチュウ目>カブトムシ(幼虫)、コクワガタ(メス)、ナミテントウ、ナナホシテントウ、ダンダラテントウ、ムーアシロホシテントウ、クモガタテントウ、ハレヤヒメテントウ、コクロヒメテントウ、ツヤケシヒメホソカタムシ、キボシチビヒラタムシ、クロモンキスイ属数種、ヒレルホソクチゾウムシ、ツブノミハムシ、セモンジンガサハムシ、イチゴハナゾウムシ、ジュウジチビシギゾウムシ、カシワノミゾウムシ、ツノブトホタルモドキ、ホソクビアリモドキ

<バッタ目>クビキリギス♀(緑色型)、ヒメギス(1齢幼虫)、ヒメクダマキモドキ(卵)

<ハチ目>ギンケハラボソコマユバチ、アカヒラタアブヒメバチ、ヒラタヒメバチの一種、フタオビヒメバチ、チビアメバチの一種、アメバチの一種、ダイコンアブラバチ、ハラボソコマユバチの一種、サムライコマユバチの一種、カモドキバチの一種、クロヤマアリ、トビイロケアリ、トビイロシワアリ、アミメアリ、ハリブトシリアゲアリ、オオハリアリ

<ハエ目>ビロウドツリアブ、オドリバエの一種、ヒゲナガヤチバエ、ミバエの1種、アシブトハナアブ、ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブの一種、

<ゴキブリ目>モリチャバネゴキブリ(幼虫)、クロゴキブリの卵鞘

<カメムシ目>ヒゲナガサシガメ、ヨコヅナサシガメ、ナガカメムシ科の一種、ツヤアオカメムシ、マルカメムシ、ウシカメムシ、エサキモンキツノカメムシ、シロヘリツチカメムシ 

<ハサミムシ目>ヒゲジロハサミムシ

<昆虫以外のいきもの>ハギンメッキゴミグモ(幼体)、ゴミグモ、ヒラタグモの巣跡、アダンソンハエトリ、ヤガタアリグモ、オカダンゴムシ、フサヤスデ目の一種(若齢の群れ)、チャコウラナメクジ


ホシミスジ(越冬幼虫)ユキヤナギの葉にくるまって越冬。枯れ葉の先端を探してみると見つかるかも

ミノウスバ(集団幼虫)

アサギマダラ(越冬幼虫)

ムラサキシジミ(メス)

クビキリギス

ダンダラテントウ

(フサヤスデ目の一種)アキニレの樹皮の隙間で集団越冬

ビロウドツリアブ

クロゴキブリの卵鞘

寄生蜂を採集する藤江隼平さん(大阪市立自然史博物館)

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