毎年、日本には海外から季節風や台風などの風に運ばれ、多くのチョウが訪れます。このチョウたちは迷い込んだチョウとして「迷チョウ」と呼ばれ、その多くは南の台湾やフィリピンなどの東南アジアあたりから運ばれてきます。
迷チョウが多く運ばれてくる地域としてよく知られているのが、日本の最南端に位置する琉球列島です。ここには、大小多数の島々が飛び石状に並んでいることから、南からの季節風、気流、低気圧等によって渡ってくるチョウにとって都合がよく、台風に便乗してくるものも多くいます。
現在、日本から約309種の蝶が記録され、その中で迷チョウとして知られているのは約79種と全体の25%にあたります。 |