1983年8月19日、沖縄県西表島で採集されたリュウキュウムラサキ赤斑型のメス。このチョウが産んだ卵を育てることで、どのように西表島にたどり着いたのか探りたいと思います。このリュウキュウムラサキ赤斑型は最終的に台風5号の風により運ばれたと考えられます。(天気図)

赤斑型の生息地は熱帯アジアからオーストラリアと遠く離れています。西表島にたどり着くまでには大陸型、フィリピン型、台湾型の生息地に立ち寄り、そこで交尾する可能性があります。また、到着後に他の生息地から来たオスと交尾する可能性もあり、これは子供のはねに受け継がれることになります。この子供たちのはねの模様を調べることで、このメスがたどった経路や他にたどり着いているオスを探ることができるのです。
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