鳴く虫の声を楽しむことは、平安時代ごろ貴族たちによって始められ、江戸時代になると、俳句などをたしなむ風流な人たちの間で鳴く虫の声を楽しむ「虫聴き」が行われるようになりました。人々は虫が鳴く中に座ったり、詩を詠んだり、または鳴き声をつまみにお酒を楽しんだりと、虫の声で安らぎを味わっていました。
ここでは、昔から人気があった美しい声の鳴く虫たちを集め、みなさんに少しでも鳴き声を楽しんでいただけるように、夜の部屋にしました。腰かけにすわり、ゆっくり秋の夜のコンサートを楽しんで下さい。 |
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スズムシ
鳴く虫といえばスズムシというくらい有名です。しかし、野生のものはこの辺りではまずいません。リーン・リーン・リーンと大きな声で鳴きます。 |
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マツムシ
山ぎわの草原の、ねもと近くにいます。声はチッチリリッと金属的ですが、大阪ではこれを「てっちりり」と聞いて、そろそろふぐの季節だと言っていたそうです。 |
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カンタン
クズやヨモギの葉の上ではねを立て、ルルルル・・・と鳴きます。そのうつくしい鳴き声から、「鳴く虫の女王」とよばれています。 |
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クツワムシ
伊丹の辺りにはほとんどいない虫です。草地にすみ、ガチャガチャガチャと、とても大きな声で鳴きます。ほかの虫の声をけしてしまうほどです。
クツワムシの声(2秒、 177キロバイト) |
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ウオマイ
茂みの奥でズィーー・チッと高い声で鳴きます。また、肉食性が強く、他の虫をよく食べます。伊丹では少なくなりましたが、山あいでは今もよく鳴いています。 |
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エンマコオロギ
どこでも普通に見られますが、コロコロリリリと、とてもよい声で鳴きます。美しくもさびしげな鳴き声は、コオロギの声の代表です。 |