私たち日本人は千年もの昔から、スズムシやコオロギなど秋の鳴く虫に親しんできました。現在も、スズムシは多くの人に飼育され、親しまれていますが、野生の鳴き声を聴くことはほとんどなくなりました。また、美しい声を持ち親しまれてきた鳴く虫は他にも多くいますが、時代と共に徐々に忘れられようとしています。これはとても残念なことです。
でも、まだ彼らは私たちの身のまわりでたくましく暮らしています。そんな鳴く虫たちを身近に感じてもらうために、今回の「秋の鳴く虫展」を企画しました。この企画展では、伊丹周辺にすむ秋の鳴く虫たちと、美しい鳴き声の虫たち計約15種類を生体展示しています。さらに、日本ではあまり知られていない、中国の鳴く虫文化の紹介も行っています。きょう家に帰ったら、ぜひ表へ出て、鳴く虫たちの調べに耳をかたむけてみてください。 |