伊丹市昆虫館ホーム > 虫の世界 > 秋の鳴く虫展 > 中国の鳴く虫文化 > 闘蟋−鳴く虫の戦い
とうしつ 鳴く虫の闘い
コオロギ相撲の様子 ツヅレサセコオロギ(の仲間?)の闘い
画像(左):コオロギ相撲の様子。その土俵は、写真では缶だが、普通は透明プラスチックのだ円形の容器を使う。
画像(右):ツヅレサセコオロギ(の仲間?)の闘い。中国北部ではツヅレサセコオロギやエンマコオロギ、南部以南ではフタホシコオロギを闘わせる。

中国をはじめとする東南アジアには、コオロギ同士を闘わせる遊びがあります。それが「闘蟋(とうしつ)」と呼ばれるコオロギ相撲です。やり方は、コオロギのオス2匹を専用の土俵に入れ、草や動物の毛でなでまわして興奮させます。そうすると2匹は怒って戦いだし、勝った方はキリキリと鳴いて勝ちどきをあげるのです。

 コオロギの持ち主たちは、試合に強いコオロギを出すため、大きさや色つやが強そうなものをえらびます。そして、弱いコオロギと闘わせて自信をつけさせたり、泳がせたりしてきたえるそうです。

 この遊びは千年以上昔に中国で始まり、かけごととして発達しました。その後東南アジア各地へ広まり、現在でも大人の趣味として行われています。

コオロギの重さをはかる コオロギの入れ物の底に土をしき固める職人
画像(左):コオロギの重さをはかる。闘蟋はコオロギの体重別に行われます。
画像(右):コオロギの入れ物の底に土をしき固める職人。

かけごととして発達したため、ルールも用具も細かく決まっています。

前のページへもどる 昆虫館トップページへ  


このホームページの文章・写真等について、無断転載等を禁じます。
Copyright© Itami City Museum of Insects All rights reserved.